2日目のリバプールはイングランドとスコットランドの境界付近に位置するイギリス湖水地方の観光だ。港からは2時間半ものバスだ。
湖と森のこのウインダミア地方はスイスの風景によく似ていると言われるらしい。この湖水地方でも最大のウインダミア湖遊覧が今回のツアーだ。
バスを降りると目の前に湖それを囲むかのように小高い丘が芝と森に連なり絵本に出てくるような可愛い家が点在する。
なるほどあの「ピーターラビット」の童話作家ビクトリア・ポターがここを舞台に書き1943年に亡くなるまでの30年間をここに暮らしていたというのもこの風景を見ただけで想像が膨らむ。
彼女の住んだ家が管理され彼女が愛した物や花々と一緒にあると言う。興味のある方は行ってみては。
ピーターラビットの映画は日本で数年前二作品公開された。
人間の主役の少女役を文学座の渋谷はるかが吹き替えると言うので観に行った。
最近彼女に子供ができたので小さなラビットのぬいぐるみを買った。

遊覧はまさしく湖と森の風景だ。
僕はデッキに出てピーターラビットと渋谷はるかの冒険を思いめぐらし暖かい気持ちになった。

湖と森

湖と森

ピーターラビットが住んでそう

ピーターラビットが住んでそう

下船したらすぐにハバースウェイト鉄道の乗車体験だ。
この鉄道は1830年世界初の鉄道で廃線になったが、歴史ある鉄道でもったいないというボランティアが運営しているという。
本物のSLで内部も当時のまま片道たった20分の保存鉄道だが雰囲気があってボランティアに頭が下がる。

生きてるSL

生きてるSL

生きてるSL

生きてるSL

夕方五時には港に着いたので街を散策することにした。
広場に人が集まっているので行ってみるとビートルズの銅像が歩いている。
始めてここがビートルズの生まれた所だと思い出した。
そう言えばツアーにビートルズツアーとかなんとかあったなと。
1960年~70年に活躍し今だにファンが凄いことも知っているが、僕は彼らの歌を一曲も知らない。
同級生で騒いでいるのも大勢見てきたが 僕はその頃西郷輝彦の御三家や森進一や美空ひばりなど演歌しか興味がなかった。
そこ頃というより今だにかな?
店のカラオケでもビートルズの大合唱になることがある。
演歌なら任せとけ!なんて今の時代笑われるのはわかってる。

ビートルズと一緒に

ビートルズと一緒に

ビートルズの後ろ姿

ビートルズの後ろ姿

さよならリバプール

さよならリバプール