今日は「鉛筆一本で絵を描いてみよう」という教室に参加した。
出発前スケッチブックを二冊も世界堂で買ってきたのに 描いたのは弘嗣モデルの一枚だけ。これじゃいかんと、取り敢えず描くとっかかりをと思った。
教室は溢れんばかりの人で 頭も身体も使わず楽なことをと思う発想は誰しも同じだと実感した。
僕たちの机はリンゴだった。4人テーブルに椅子持って来て6人。
鉛筆描きの難しさをこの歳で初めて知った。
リンゴは小さく普通に立たない。ましてやヘタというのかリンゴを持つ棒というのかそれがない。いくら描いてもリンゴに見えない。というより梨にもトマトにも桃にもスモモにも丸いフルーツなら何でもいい。にみえる。
色があったらわかるのに。
今日も盆踊り練習をした。今後盆踊りを踊る機会があっても 僕はこの青空の下で海を眺めながら多少の揺れを感じながらのこの時を一生忘れないと思った。
船内新聞でカネフラ(ハワイ語男性フラ)をやろう!という教室を弘嗣が見つけた。何だろう? 行ってみようか? 行ってみよう。ということになった。
いつもはエアロビクスの教室らしい。初めて入った。
ひょろっとした日本人の男性で参加者は僕たち含め6人だった。
カネとはハワイ語で男性のこと。フラとはフラダンスのことだが正式にはフラの中にダンスの意味があるのでフラだけが正式でフラダンスは日本人が作った造語だという説明が最初にあった。
曲を流し歌詞の意味と同時に基本の振りを教えてくれた。
(カウボーイが羊を追って山に行くが山小屋は寒い)みたいな歌詞だという。
ハワイは海の概念しかなかったので カウボーイや山小屋は寒いには驚いたが
いわゆるカネフラはハワイでもミクロネシアでもタヒチでも実際に見た事があり
他に両サイドに火の点いた棒を振り回したり口から火を吹いたり かっこいいなと思っていたので興味がわいた。これには弘嗣も続ける気になったようだ。
一つ心配なのが 僕は今盆踊りと社交ダンスをやっていてこの二つは 手がこぶしになることが無い。カネフラはこぶしの振りが多い。