新宿3丁目のスナックです
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お芝居のお知らせ 【そば屋騒動記】

先月僕は69才になった。 60代最後の年いうことで、これからどう生きるかを模索していた。 数人の友人が誕生日を祝ってくれ、メールでお祝いを言ってくれた友人もいた。 この年になるとプレゼントはほとんどない(笑)。 この友人 …

40周年「雑魚寝」

 かつて僕は役者をやりながら、銀座茶廊という喫茶店で6年間、27才までアルバイトをしながら、悩んでいた。 舞台があるたびに「すいません稽古で休みます。本番で休みます。」 それがイヤで、自由に芝居をするためには?と考えた。 …

昔の二丁目と今

十数年以上通ってくれている客に、岡部えつという面白い作品を書く女流作家がいる。 彼女は怪談、猟奇、愛憎物を得意とするが、ハラハラドキドキ!とは違う、首筋がヒヤッとする そんな流れが上手い。 その彼女に「水島さん、昔の新宿 …

45年前の新宿二丁目・火鉢おばさん

今や世界的に有名な新宿二丁目(世界のゲイマップにも出ている)に僕が初めて足を踏み入れたのは、公務員から 役者になりたての劇団青俳にいた頃、21.2歳か。同じ養成所にいた僕より少し年上の佐川紀子という、その頃 真面目だった …

若林哲行・戦争・円熟

若林哲行プロデュース公演「たからモノ」を7月1日 座・高円寺2で観た。 戦争物で、夢いっぱいの五人の子供達が成人して、人間魚雷となって死んでいく話だ。 一人生き残った老人の追想から舞台は始まる。その老人役が若林さんだ。 …

藤原素子・シャンソン

お客には元気で目立つ人と、おとなしくて目立たない人がいる。 目立つ人が印象に残ると思われがちだが、これは僕の性格からか、目立たない人が印象に残っている 場合が多い。 35年前の藤原素子がそうだった。彼女の周りに元気な人が …

金 すんら・慟哭

金すんらという役者に初めて会ったのは、去年の九月「SINGEN」の舞台での共演だった。 織田信長の役をスマートに力強くこなし、いい役者だなと思った。 先日「明日の大地」という彼の出演舞台を浅草の5656会館で観た。幕末の …

若者の性の悩み

「お父さんが学生の頃、年中ここに来てたんだ」 「・・・そうなんだ」と息子。 そう言えば大出君(仮名)が学生の頃、年中通ってくれていた。 長野から上京して東京の大学に通っていた。卒業後東京で就職もしたらしいが 長野の善光寺 …

「頑張って!」

開店少し前に電話が鳴った。空元気だが大きな声で「はい、雑魚寝で~す」 「元気ね~。あたし。」加藤さんからだ。 彼女も30年前からの客だが、八王子という遠路もあり最近は来ない。 30代後半で一回りも違う20代の男性と結婚し …

「君が人生の時」新国立劇場

アメリカのウィリアム・サローヤン作 宮田慶子演出の舞台を観た。 文学座の後輩渋谷はるかと木場勝己が出演していたからだ。 1940年にピュリッツァー賞を受賞したサンフランシスコの波止場の外れにある 安っぽいショーを見せるニ …

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