新宿3丁目のスナックです
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金 すんら・慟哭

金すんらという役者に初めて会ったのは、去年の九月「SINGEN」の舞台での共演だった。 織田信長の役をスマートに力強くこなし、いい役者だなと思った。 先日「明日の大地」という彼の出演舞台を浅草の5656会館で観た。幕末の …

若者の性の悩み

「お父さんが学生の頃、年中ここに来てたんだ」 「・・・そうなんだ」と息子。 そう言えば大出君(仮名)が学生の頃、年中通ってくれていた。 長野から上京して東京の大学に通っていた。卒業後東京で就職もしたらしいが 長野の善光寺 …

「頑張って!」

開店少し前に電話が鳴った。空元気だが大きな声で「はい、雑魚寝で~す」 「元気ね~。あたし。」加藤さんからだ。 彼女も30年前からの客だが、八王子という遠路もあり最近は来ない。 30代後半で一回りも違う20代の男性と結婚し …

「君が人生の時」新国立劇場

アメリカのウィリアム・サローヤン作 宮田慶子演出の舞台を観た。 文学座の後輩渋谷はるかと木場勝己が出演していたからだ。 1940年にピュリッツァー賞を受賞したサンフランシスコの波止場の外れにある 安っぽいショーを見せるニ …

「熊楠の家」劇団民芸 紀伊國屋サザンシアター

くまぐすのいえと読む。 南方熊楠(みなかたくまぐす)と言う僕が今までに聞いたこともない粘菌(ねんきん.初耳)の 採集と研究をした人物の半生の話だ。 和歌山県には彼の顕彰館もあり熊楠邸は国の登録有形文化財にもなっているとい …

犬ってうちの子?

遅い時間(突然だが深い時間という人がいる。あり?)0時過ぎに松井君(仮名)が来た。 彼は滅多に顔を出さないが30年近く通ってくれている。 他人との会話が苦手で主に僕とのおしゃべりに来る。最近は特に愛犬の話だ。 二匹の生ま …

「神の棄てた裸体」石井光太

イスラームの夜を歩くという副題がある。 2001年以降、9.11をきっかけにして、メディアでイスラーム世界が取り上げられる事が 多くなった。厳格な宗教の教えによってがんじがらめにされた社会。本当だろうか? 私はよく言われ …

寺澤さんの言葉

毎年の事だが周年パーティーの一週間前後は嵐の前の静けさと台風一過のような静けさが 普段も落ち着いた店がなお閑散とする。  そんな中パーティー前夜 パーティー中二回 パーティー後すぐに来店してくれたのが寺澤さんだ。 彼はこ …

継続は力なり!

「継続は力なり」とのお言葉を何十年も前からよく頂き「ありがとうございます」と 答えていた。今回もたくさん頂いた。 しかしここ数年、”力なり”の意味が分からなくなった。 39年前、20代の爽やかだっ …

39周年を終えて

おかげ様で雑魚寝39周年パーティーを6月1日から4日まで盛況の内に 終える事が出来ました。 来店いただいたお客様 メールでお祝いしてくれたお客様本当にありがとうございました。 一段落した今 アメブロを止めて新たに作ったホ …

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