今日は実際には10月11日、アイスランドとオーロラを後にしたばかりで船旅の折り返し地点に入ったところだ。
折り返しと言っても船が戻るわけではない。日数的に半分こなした意味だ。
今はニューヨークに向かう船上で下船まで5日間ある。
その間にブログの抜けて書き留めて置いた日を書いておきたい。
僕にとって日記というものをこれほど長く書き続けるのは人生で始めてだ。

モロッコは今回が三度目だと言ったが一度目は親父と二度目はその5年後に友人と行った。その時は日本の旅行会社のツアーでモロッコ一周7日間の旅だった。
マラケシュがありカサブランカがありサハラ砂漠も含まれていた。
僕が何度もモロッコを書くのはこれから旅行する人のためにお薦めの国だからだ。モロッコ一周をお薦めする。
余談だがカスバとはアラブ諸国で城塞に囲まれた居住地を指す。
「カスバの女」といういい歌があるが僕は子供の頃からこの歌が好きで、日本の女性が遠いアラブの国アルジェリアやチェニスやモロッコに売られていく物悲しい女の歌で、カスバというのは女郎屋だと思っていた。

今回のカサブランカ自由行動は前日から詳細な計画を弘嗣とたて、熊木さんにもう一人女性が加わり完璧なはずだった。
首都ラバトまで相乗りタクシーで行き帰りは電車でカサブランカに帰りカサブランカを散策。のはずが
最初のタクシーが捕まらず埃まみれの暑い中二時間オロオロ、タクシーもラバト行も諦めてカサブランカに留まることにした。
僕の好きな市場に行くことは出来たが熊木さんを見失い、ハッサン二世のモスクで見つかる。昼食を食べようと5軒ほど当たったがクレジットカードがどこも使えない。またウロウロ。両替も試みたがダメ。アルコールがダメな国なのでビールも飲めない。お腹も空いて皆投げやり疲れて港は近いがタクシーでということに。弘嗣のスマホでまたタクシーが来ない。
結局歩いて港まで。

スマホに頼り切る弘嗣と弘嗣に頼り切る僕たち全員の完敗旅でした。

カサブランカの市場

カサブランカの市場

ヒシャブを被った女性

ヒシャブを被った女性

カサブランカの市場

カサブランカの市場

ハッサン二世モスク

ハッサン二世モスク