今日がペルー4日目で最終日だ。
マチュピチュやクスコ帰りの人たちでがらんとしていたレストランも賑わってきた。高山病も続出したようだ。
僕達はツアーにない場所も行ったり満喫したので、港内の土産物屋台で買い物したり散策して船内でゆっくりした。
船旅も後半に入り痛切に感じたことを書いておきたい。
スマホの必然性とある程度の機能を使いこなせることだ。
スマホが使えないと海外ではどこへも行けず、メニューも読めず、予約も出来ずお得な割引も出来ず、会話も出来ない事を今回いやという程学んだ。
だからお任せツアーはいやというほど金が取れる。
一つの例がこのペルーで¥33000のツアーをキャンセルして自由行動にしたらウーバータクシー4回使用、4人で一人あたま¥1000で済んだ。
まずスマホでウーバータクシーを呼べる事(50カ国可能)
利点はカード決済、行先もスマホで、料金は距離制で正確。
言語で驚いたのが若いウーバータクシーの運転手がサンルーフを開け放していた。熊木さんが私が言うといって、スマホで何やら打つ、それを運転手に見せるとすぐにボタンで黙って閉めてくれた。
「スペイン語できるの?」「できないわよ」僕には神業だが弘嗣は笑ってた。
だからスマホを使いこなせばかなりの情報が入り、何処へでも行かれ、何か国語でも可能だ。そのせいで弘嗣は船の人気者、僕はただの爺さんと化した。
使いこなせない僕はスマホの馬鹿野郎!と思っていた。
レストランで一緒になった一人旅のご婦人が「スマホが使えないと不便ですわね」「本当にね」と僕は不満げに答えた。
「80歳になりますけど、帰国したら孫と猛特訓ですわ」「それがいいですよ」と僕は使えるふりをした。
新しい僕の夢
僕が100歳で臨終間際に80歳の若い友人達に
「お世話になりました。さようなら。涅槃で待つ」
スマホで一斉メールをする。どう? 凄いと思いません?